スターリーナイトフィルターの効果検証!ケンコーの光害カットフィルターは屋内OK!

カメラと写真!

夜景や星空を撮るのにすごく便利な光害カットフィルターがあるのをご存知ですか?その名もスターリーナイト。という事で今回はそのスターリーナイトフィルターを紹介してみます。

ケンコートキナーのスターリーナイトフィルターとは?光害カットフィルター?

主に夜景や星空などの夜空を撮影する時に発生する問題なんですけど、光害ってわかりますよね!? 写真・カメラの世界では、街灯が撮影の邪魔をするような時によく使われる言葉ですね。

例えば街の灯りがすごく明るいような場所ではその光害のせいで色かぶりしてしまう時ってあると思います。そような光害を取り除いたり、和らげたりしてくれるのがスターリーナイトフィルターなんです。(ケンコー・トキナーさんも星景・夜景撮影用フィルターとうたってます)

もう一度いいますけど、スターリーナイトフィルターを使うことによって、街の灯りで星空や建物がやたら黄色く写ったり、赤く色かぶりしたりというのを大幅に軽減できます。なので 現像時の色かぶり修正なんかも大幅に楽にしてくれるんですね。

下の動画参照(販売元のケンコー・トキナーの方がテストしてくれれています)

で、そのスターリナイトフィルターなど光害カットフィルターなんですけど、一般的に星景写真とかでは必須といってもいいようなアイテムです。

でも星景写真とか頻繁に撮影するもんでもないしな~と思っているあなた、スターリーナイトフィルターなど光害カットフィルターは屋内撮影とかでも使えるんです!

長くなりましたけど、今回はその星景写真以外の屋内撮影でのスターリーナイトフィルターを検証してみた結果を紹介してみます。

スターリーナイトフィルターを喫茶店で試す?

一般的に電球は次の→の方向に向かって白っぽい色から赤っぽい色になっていきます。

昼光色→昼白色 → 白色 → 温白色 → 電球色

このように電球色ともなるとかなり赤っぽさが濃い状態なんですけど、今回撮影した喫茶店のような場所では、蛍光灯でもLEDでも電球でもかなり、この赤色系・黄色系の電球が使われています。

こういう場所は白っぽい光でクールに見せるより、赤色や黄色の光で温かみのあるムーディーな感じにしたいという狙いがあるからだろうと思います。でもそのせいで店内や料理を撮影してみるとやたら赤くなったり、黄色くなったりしてしまいます。

今回はその黄色かぶりを星景・夜景撮影用フィルターのスターリーナイトでどこまで抑えることができたのかというのに注目してもらえると嬉しいです。それではいってみましょう。

屋内でのスターリーナイトフィルターの作例

屋内でのスターリナイトの威力をとくとご覧あれ!もちろん調整なしのjpg撮って出しです。

まずは天井から吊るされた温かい電球の光があるカウンター席。

まずはスターリーナイト無しの状態です。奥の壁から手前のテーブルまで見事な黄色かぶりです。これはこれで温かみがあってすごくいいんですけど、この写真で見る限り壁の色などは元々白色なのか、最初から黄色がかっているのかも判断つかない状態です。

スターリーナイトフィルターを使用してみました。若干の色かぶりはありますが、ものすごくすっきりした写りになったと思いませんか?いい具合にに光源の色かぶりが残りつつ、店内の本来の色味もわかりやすくなりました。

天井を撮影。 全体的に黄色かぶりしてますが・・・

まずはスターリーナイト無しで。もう、店内で火でも燃えてるんじゃないか?暖炉でもあるのか?ってぐらい黄色かぶりがすごいです。屋根の木材もすごく黄色いですね。確かに肉眼でみても黄色かぶりはしてるんですけど、これはちょっと黄色すぎですね。

スターリーナイトフィルター使用の写真がこちら。まだ黄色かぶりはまだわかりますが、木材の色も壁の色もかなり色かぶりは除去されています。店内の照明が黄色っぽいというのは、わかりつつ店内の素材の色もわかるようないい感じの色が再現できています。

屋内で料理をスターリーナイトフィルターを使って撮る!

まずはスターリナイト未使用から。最初から黄色い照明の元で撮ってるから当たり前ですけど料理も黄色く写ってます。上の写真はローストビーフなんですけど、もはや赤みが全くわかりません。お皿も黄色いですね。

スターリナイトを使用してみるとお皿の白さがわかるようになりました。一つ前のスターリナイト未使用と比べるとお肉の色もだいぶわかりますね。こっちのほうが美味しそうな写真に見えませんか?(笑)

次はビーフシチューを撮ってみました。

スターリーナイト未使用で撮ったビーフシチューです。本来はハヤシライスのルーみたいな色なんですけど、すごい黄色いですね。もう元の色と全然違います(笑)

スターリーナイトを使用して撮るとだいぶ元の料理の色が見えてます。もちろん完璧に色かぶりを除去しているわけではありませんが、だいぶ色かぶりが軽減されています。やっぱりこっちの料理の方が美味しそうに見えます(笑)

結論:ケンコートキナーのスターリーナイトフィルターは屋内でも使える!

今回は、屋内での効果を検証してみましたが、僕はスターリーナイトフィルターなしでは、星景や夜景を撮りたくないというぐらいスターリナイトフィルターを使用しています。

でも今回の検証で、屋内でも相当使えるフィルターだということが分かってもらえたんではないでしょうか。滅多に撮らない星空や夜景撮影のためにわざわざフィルターなんか買いたくないよって方もスターリナイトを使ってみませんか?劇的な効果がある上にレンズほど高価ではないのでコスパもいいですよ(*´∀`)

ということで 、多分思ったよりスターリーナイトフィルターの活躍の場は多いですよ!ということを言いたいだけの記事でした(笑)

以上、読んでくださりありがとうございました(^O^)

コメント

  1. 黒見 眞 より:

    とても参考になりました。
    黄色いLED照明の店内で撮影する機会がありどうしたものか考えていたのですが、たまたまスターリーナイトフィルターを持っていたので、「その手が有ったか!!」と目からうろこでした。
    完璧な補正とまではいきませんでしたが、それでもかなり綺麗に撮影する事ができました。
    ありがとうございました。

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